重機をリースする際、どのくらいの費用がかかるのか、どのような点に注意すればよいのかなど、分からないことがたくさんあるかと思います。
今回は重機をリースする場合の費用や注意点について詳しく解説したいと思います。
リースとは業者から長期的に借り受けること
リースとは、業者から物を借りる契約のことを言います。単純に、長期的なレンタルと考えても良いでしょう。
重機やトレーラーは自分で購入するのが一般的でしたが、現在ではリースする人も増えているようです。
所持する程ではないものの、重機やトレーラーがなくては困る、といった事業所などにとっては魅力的なサービスと言えます。
リースにはメリットもありますが、デメリットもありますので、それぞれ解説していきたいと思います。
リースのメリットは?
契約料金だけを支払えば重機を使用できることがリースの最大のメリットと言えます。事業を開始したばかりの人でも、安心して初期投資を抑えることができます。
リースは経費で落とせる
リースは購入した場合と違い、その費用を経費として損金処理することができます。
購入した場合ですと、資産として計上され、減価償却を行わなければなりませんから、手間がかかってしまいます。
メンテナンスの費用がかからない
リースはメンテナンス代はもちろん、税金や保険料なども含めた契約になります。そのため購入した場合とは異なり、その都度お金がかかる、ということがありません。
また、自分以外に使用者がいないため、不特定多数の人に使用されるレンタルよりも安心です。必要なくなればリース会社に返却すれば済みますから、処分の手間がないこともメリットと言えますね。
リースのデメリットは?
リースは、長期的に利用すればするほど費用が高額になってしまいます。
利用者にとっては手間が少なく簡単に重機を使用できるリースですが、その分リース会社は事務作業などが非常に多くなります。そのため、金額を高めに設定しなければ割に合いません。
短期でのリース契約であればまだしも、何度も再契約を繰り返しているうちに気がついたら10年以上経過していた、なんてことになれば、かなりの費用がかかってしまいます。
さらにその重機は返却しなければならないわけですから、結果的には購入の方が良かったというケースもあります。
中途解約は違約金が発生する
基本的に、リース契約は中途解約ができません。
好きな時に解約できると思っている人も多いですが、事業者間における取引においてクーリングオフなどは対象外です。
中途解約できたとしても違約金が発生する場合がほとんどです。余計にお金を取られてしまうわけですから、できないと思っておいて良いでしょう。
会社を経営している方で重機をリースしたいと思っているのであれば、このことは頭に入れておく必要があります。
費用はどのくらい?
重機のリースにかかる費用は、リース会社によって大きく異なります。
もちろん借りる重機の種類によっても大きく変わってきますから、よく調べなくてはいけませんし、複数の会社を比較する必要もあります。
例えばミニショベルであれば、1日あたり5,000円から7,000円前後が相場です。
大型のダンプトラックなどでは、1日あたり2万円以上かかることもあります。
補償がついているかを確認
事故や作業中のトラブルなどによって、借りている重機が傷ついてしまったり故障してしまった時にどの程度補償してくれるのか、ということも十分にチェックしておいてください。
重機は自動車とは違い、不安定な場所や海岸近くなど、過酷な環境で使用されることも多いものですから、思わぬトラブルが起こることも少なくありません。
業者によっては、故障などの修理費用を全てリースをした人に支払ってもらうということもあるようですので注意が必要です。
使用する期間や用途に合わせて、短期的なレンタルか、長期的なリースか、あるいは購入かを選ぶと良いでしょう。
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