バックホーを購入する場合、新品と中古のどちらを選ぶか悩んでしまいますよね。
実際のところ、新品と中古ではバックホーの値段にどのくらいの違いが出るのでしょうか。
安いものでそれぞれ190万円程度と30万円程度
バックホーには様々なタイプがありますが、小型のものから大型のものまで含めて、新品では190万円〜7,000万円前後となっています。
新品では非常に高額なバックホーですが、中古であれば30万円〜400万円前後が一般的です。
しかし、値段だけでそのバックホーの状態を確認することはまず不可能です。
そのため、バックホーを購入する際は値段だけではなく内部の状態までしっかりと確認するようにしましょう。
新品購入は数千万円を想定するべき
まず最初に、新品でバックホーを購入する場合はどの程度の費用が必要なのかを、代表的なメーカーである「キャタピラージャパン」「コマツ」を例にしてご紹介していきます。
新品バックホーを購入される方は是非参考にしてみてください。
キャタピラージャパンの「REGA」320Dは1,700万円
キャタピラージャパンと言えばバックホーを生み出した重機メーカー最大手の会社であり、扱っているバックホーも非常に多いです。
人気の油圧ショベル「REGA」320Dの場合、新品価格で1,700万円となります。
また同じREGAでも、バケット容量3.50m3/質量82700kgの385Cとなると、6,700万円と非常に高額な価格に設定されています。
逆にFIGA008CRですと、バケット容量0.018m3と少ないですが250万円とお得です。
コマツのミニバックホーPC09-1は190万円
日本国内の重機シェアNo.1と言えばコマツで、様々なバックホーを販売しています。
最も小さなミニバックホーPC09-1は、バケット容量0.022m3で190万円という低価格での購入が可能です。
また油圧バックホーのPC450-8は、バケット容量1.9m3と大きく、出力も257kwで、3,980万円に設定されています。
中古バックホーの相場は新品の1/5〜1/10程度
各重機メーカーで中古バックホーの中古価格は大きく異なりますが、バケット容量によってある程度の相場価格を知ることが出来ます。
バケット容量 | 中古相場価格 |
0.03m3(1tクラス) | 70~150万円 |
0.1m3(3tクラス) | 100~180万円 |
0.25m3(7tクラス) | 180~450万円 |
0.45m3(12tクラス) | 250~550万円 |
0.7m3(20tクラス) | 350~780万円 |
おおむね新品価格の1/5~1/10程度の価格で販売されています。
ただし、コンディションやアワーメーターの数値、以前の使用環境などで中古価格は大きく変わってきますのでご注意ください。
レンタル価格と比較することも大切
レンタルを利用することで、必要な時に必要な間だけバックホーをレンタルすることができます。
重機は維持するだけでもかなりの費用がかかりますが、その点レンタルであれば維持費はかからずレンタル料を払うだけで済みます。
ただし、使用する期間が長期間であればレンタルよりも中古購入を選んだ方が良いかもしれません。
レンタルは1日1万円?
レンタル料は業者によって大きく異なりますが、場合によっては1日1万円などかなりの費用がかかることもあります。
1日1万円として計算すると1ヶ月で30万円もの費用がかかり、さらに長く借りるとなれば気がついた時には中古のバックホーを購入できていた、というくらいの費用がかかってしまうこともあるのです。
少しでも費用を抑えようとレンタルしたにもかかわらず、長期間レンタルしたことによって中古を購入するよりも高額な費用がかかってしまっては元も子もありません。
さらに、レンタルでは費用を支払うだけ支払って最終的に自分のものにすることもできないのです。
これではあまりにもお金がもったいないですから、どのくらいの期間使用するのかをよく考え、その上でレンタルと中古のどちらが良いのかを十分に確認しておきましょう。
それぞれのメリット・デメリットを考慮して購入する
新品購入、中古購入、レンタルについてそれぞれご紹介しましたが、必ずしもどれが良い、悪いということではありません。
新品購入は確かに高額ですが、中古のように故障リスクを抱える不安はありませんし、中古は非常に安価にバックホーを入手することができます。
レンタルは借りたバックホーを自分のものにすることはできないものの、一時的な使用には最適ですし、購入前のお試しとしても利用できるかもしれません。
様々な要素を考慮し、どの方法でバックホーを入手するのが最適かを判断することが重要なのです。
中古重機プラス
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